春一番
今日のテーマは「春一番」です。
花粉症の季節になりました。皆様はいかがお過ごしでしょうか?
春一番は猛烈に吹き荒れる風のことで、東京だと歩道に地下鉄の通風口があり、そこから上空へ向かう風によくスカート、はかま、化けの皮がめくられる現象がよく起こります。
春一番、心がウキウキしてきますね。私は春になると、気分が沈むんです。なにかユーウツになるんですよね。なにかムダな税金を払って、張り切ってしまいそうな、そんな気がするのです。
ところで、春二番や春三番ってないのでしょうか?
春二番と言うと、“『春が来た』の2番の歌詞はなんだっけ?”と考え込む人がいるのはないでしょうか。“じゃー、『夏が来た』、『秋が来た』、『冬が来た』ってないのか?”と考えてしまうんじゃないかと思います。
夏が来たら、みんなは薄着をしてクーラーに当たり、おなかを壊すのではないかと思いますが、秋が来たならば倦怠感や今までの自分に飽きたら、安芸の宮島に行くのはいいのではないでしょうか。
紅葉はやっぱり、山村の季節でしょうね。よく京都で殺人事件が起こりそうな季節ではないかと思うのです。冬だと寒くて冷房の下で丸くなるんじゃないですか。
春三番だと、補欠の扱いになる。そんな気がします。
春一番、私は北京で金メダルを与えられるような冷凍餃子を作ろうかと思います。
以上、コラムでした。
★備考
今回の記事は、2008年2月に執筆した漫談です。
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