2007年巨人優勝

DSC_0768a.JPG

今日のテーマは「2007年巨人優勝」です。 

2006年も優勝を逃した巨人ですが、2007年はセリーグでもプレーオフが導入されることになりました。  

そこで今回は2007年、巨人が優勝するヒケツを考えてみました。  

まずは毎度おなじみの“中古車購入”ですが、より強い戦力を求め、“エースで4番”の獲得に成功しました。  

その男はケンシロウと言って、『北斗の拳』というチームから移籍した強豪選手です。『北斗の拳』としては絶対に手放したくなかった看板選手なのですが、「巨人軍、最大の危機」ということで、送り出した刺客です。  

開幕戦には当然、ケンシロウが先発。「アー、チョチョチョチョチョー」という剛速球で、バッターを次々とキリキリ舞い。相手選手には、あのキメゼリフで挑発します。

「飛べない豚はタダの豚だ」  

そして、たまに選手をぶつけてしまい、出塁させてしまうことがあるのですが、心配するケンシロウはこうも言いました。

「セコム、してますか?」  

さて、打順は当然、4番。巨人軍史上初の4番ピッチャーです。  

開幕戦の第1打席、ノーアウト満塁で打席に立ったケンシロウは、ナゴヤドームの屋根をぶち破る場外ホームランという衝撃的なデビューを飾ります。その後も「アー、チョチョチョチョチョー」でヒットとホームランを量産。特に浜風の強い甲子園球場では淡路島まで飛ばすほどの場外ホームランや、球団の旗に当てる“旗つつみホームラン”というワザで、相手チームと観客を黙らせ、先発登板しない日は4番ファーストでチームリーダーの役目を果たし、プレーオフでも堂々の横綱相撲で優勝。そして、日本一となります。ちなみにケンシロウ投手の決めダマは「カァーメェーハァーメェーハーッ!!」という300㎞/hのストレートです。  

次に東京ドームではより多くのお客様に来てもらうよう、高い弁当を安い価格に変更。チームカラーと同じオレンジ色の吉野家の協力で、弁当はすべて牛丼に変更して販売。オレンジのタオルを提示すればタダになる施策をした結果、これが大当たりして、売り上げも倍増。応援も激化して、景気もうるおうことでしょう。  

2007年の巨人は“20勝かつ40本塁打”のケンシロウが日本を盛り上げてくれることになるでしょうが、くれぐれもルパン三世に弱点を盗まれないよう、御注意ください。  

以上、コラムでした。

★備考

①今回の記事は2006年10月に執筆した漫談です。

②2007年から日本シリーズ出場権を賭けたクライマックスシリーズがスタート。巨人は同年にセントラルリーグを優勝したにもかかわらず、日本シリーズに出場することができませんでした。ちなみに日本一になったのは、53年ぶり2回目となる中日ドラゴンズで、セントラルリーグは2位でした。

★お知らせ

来訪御礼のみや記事に関係のないコメントをされる方は、こちらへクリックしてください(Railway Blogは記事のコメント以外、受け付けておりません)また、Railway Blogのコメント、トラックバック承認制になっておりますので、御了承願います。

※本文、画像の無断引用、転用は厳禁とさせていただいております(無断引用によるコメントは、一切承認しません)。

②メディア執筆記録2009は、こちらを御覧ください。
(2009年発売の商品カタログです)


③執筆実績一覧は、こちらを御覧ください

④執筆依頼、御質問やお問い合わせ等は、こちらへお願いいたします。また、御質問やお問い合わせ等をRailway Blogでコメントされても、承認しない場合がありますので、あらかじめ、御承知おきください。

鉄道のテクノロジーVol.6表紙.JPG


⑤私の執筆記事が掲載されている三栄書房刊行、『鉄道のテクノロジーVol.6』が好評発売中です。くわしくは、こちらへどうぞ(御意見などもこちらへ)

⑥2011年3月の予定で、芸文社より私の著書が発売されます。首を長ーくしてお待ちいただければ、さいわいです。

⑦コメントのURL欄は、正確に入力していただきますよう、お願いいたします(公序良俗に反するものや、でたらめなものは承認いたしません)。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道旅行へにほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道乗車記録へ
 
岸田法眼のウソつき4択 powerd by けんてーごっこ

 


この記事へのコメント

2010年03月27日 18:43
我輩は虎党ですが高橋由伸の復活には感動しました。凄い奴ですね^^
2010年03月28日 17:04
ritton2さん、どうもありがとうございます。

開幕戦は高橋選手の大歓声に感動しました。おそらく、今シーズンはファーストで1年を通すものと思います。

この記事へのトラックバック