2007年巨人優勝
今日のテーマは「2007年巨人優勝」です。
2006年も優勝を逃した巨人ですが、2007年はセリーグでもプレーオフが導入されることになりました。
そこで今回は2007年、巨人が優勝するヒケツを考えてみました。
まずは毎度おなじみの“中古車購入”ですが、より強い戦力を求め、“エースで4番”の獲得に成功しました。
その男はケンシロウと言って、『北斗の拳』というチームから移籍した強豪選手です。『北斗の拳』としては絶対に手放したくなかった看板選手なのですが、「巨人軍、最大の危機」ということで、送り出した刺客です。
開幕戦には当然、ケンシロウが先発。「アー、チョチョチョチョチョー」という剛速球で、バッターを次々とキリキリ舞い。相手選手には、あのキメゼリフで挑発します。
「飛べない豚はタダの豚だ」
そして、たまに選手をぶつけてしまい、出塁させてしまうことがあるのですが、心配するケンシロウはこうも言いました。
「セコム、してますか?」
さて、打順は当然、4番。巨人軍史上初の4番ピッチャーです。
開幕戦の第1打席、ノーアウト満塁で打席に立ったケンシロウは、ナゴヤドームの屋根をぶち破る場外ホームランという衝撃的なデビューを飾ります。その後も「アー、チョチョチョチョチョー」でヒットとホームランを量産。特に浜風の強い甲子園球場では淡路島まで飛ばすほどの場外ホームランや、球団の旗に当てる“旗つつみホームラン”というワザで、相手チームと観客を黙らせ、先発登板しない日は4番ファーストでチームリーダーの役目を果たし、プレーオフでも堂々の横綱相撲で優勝。そして、日本一となります。ちなみにケンシロウ投手の決めダマは「カァーメェーハァーメェーハーッ!!」という300㎞/hのストレートです。
次に東京ドームではより多くのお客様に来てもらうよう、高い弁当を安い価格に変更。チームカラーと同じオレンジ色の吉野家の協力で、弁当はすべて牛丼に変更して販売。オレンジのタオルを提示すればタダになる施策をした結果、これが大当たりして、売り上げも倍増。応援も激化して、景気もうるおうことでしょう。
2007年の巨人は“20勝かつ40本塁打”のケンシロウが日本を盛り上げてくれることになるでしょうが、くれぐれもルパン三世に弱点を盗まれないよう、御注意ください。
以上、コラムでした。
★備考
①今回の記事は2006年10月に執筆した漫談です。
②2007年から日本シリーズ出場権を賭けたクライマックスシリーズがスタート。巨人は同年にセントラルリーグを優勝したにもかかわらず、日本シリーズに出場することができませんでした。ちなみに日本一になったのは、53年ぶり2回目となる中日ドラゴンズで、セントラルリーグは2位でした。
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この記事へのコメント
開幕戦は高橋選手の大歓声に感動しました。おそらく、今シーズンはファーストで1年を通すものと思います。