卒業
ピップ!!
というわけで、今日のテーマは「卒業」です。
こう見えても、私は学生時代、けっこうモテまして、卒業式が近くなると、同級生や後輩の女子生徒から、「制服の第2ボタンください」と言われまくっていました。そのワリにバレンタインチョコレートは全然くれなかったんですけどね。
あまりにも多かったので、事前に第2ボタンを130個用意し、卒業式に「君のために温めておいたよ」と言って、女子生徒に渡しました。それでも足りない場合は、首都高の生徒からカツアゲした回数券で代用しました。それをお父さんに渡した女子生徒は「今の時代、ETCなんだよ!!」と逆ギレされたそうです。
卒業といえば、『ドラえもん』の声優陣も2005年3月をもって、勇退します。
番組はまだまだ続きますが、キャストの一新により、声変わりして、思春期を迎える野比のび太の初体験が見られるかもしれません。野比のび太のことですから、思いっきり見栄を張って、白昼堂々、タケコプターで空中に誘導し、ヤルのでしょうが、頼りないリードで、ヒコーキにひかれる。そんなふうになるのではないでしょうか?
意外と思うかもしれませんが、ドラえもんはずうずうしい男です。御存知でしたか?
野比のび太たちは20世紀生まれで、ドラえもんは22世紀生まれ。ってことは150歳以上、トシが離れているにもかかわらず、ドラえもんは野比のび太たちを「クン」づけのうえ、タメグチ。あの元祖、茶髪の源しずかちゃんでも同級生の野比のび太を「サン」づけするというのに、なんて無礼な男でしょう。私のような年功序列を重んじる体育会系の人間にとっては、歯がゆい思いをするに決まっています。ちなみにドラえもんの体重は129kgもあり、ジャイアンと本気でケンカしていたら、確実に勝っていたはずです。
また、ネコのミーちゃんとデートをするシーンがありますが、150歳以上もトシが離れており、“世界最高の年の差カップル”として、ギネスに申請すべきではないでしょうか。
余談ですが、ドラえもんはクツをはかず、いつも土足で、「非常識だな」と思う人もいるでしょう。実は数センチほど浮いており、まさに“歩くリニアモーターカー”と言えるでしょう。これなら、地雷を踏んでも被害にあう危険性はありません。
私が1番見たかったシーンは、野比のび太がドラえもんを東京ディズニーランドに連れてって、ミッキーマウスと顔合わせをすることです。この時のドラえもんの反応ぶりはどんなふうになっていたのでしょうか?
さて、『ドラえもん』声優陣の今後は西友で店番をするそうです。店頭に大山のぶ代が立って、小さなお子様に“ウエルカム”の意味で、こう話しかけてくるでしょう。
「ぼく、ホリエモン」
以上、コラムでした。
★備考
①今回の記事は2005年3月に執筆した漫談です。
②今回の画像は、現役を卒業した車両をピックアップしました。
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この記事へのコメント
ご訪問ありがとうございました☆
大山のぶよさんのドラえもんで育ったボクには
今の声優陣の ドラえもんには いまだ 馴染めません(^^;
いつも笑わせることができたら、いいなと思っているのですが、なかなかそうもいかないですね。
今後も不定期ですが、載せていきたいと考えています。
私も大山のぶ代さんのドラえもんで、育ちましたね。声優の一新により、アニメの映り具合も変わりました。2005年3月までのドラえもんを見ると、どっしりしており、“横綱相撲”のような感じでした。