2002年の汽車旅10-7
東岡山で山陽本線に戻り、終点岡山に到着。快速〈マリンライナー27号〉高松行き(3号車自由席クモハ213-3)と顔を合わせるが、ここで一眼レフカメラが故障するアクシデントに見舞われ、撮影不能。どうもツイていない。使い捨てカメラは写りが悪いので、もう目に焼きつけるほかない。
一眼レフカメラが故障した原因は水。2002年9月7日(土曜日)に浄土ヶ浜で船酔いにあい、実は一眼レフカメラは波しぶきでゲロピーと共に少し濡れてしまっていた。そして、前日の雨に拍車をかけてしまった。まさか雨が降るとは想定しておらず、カサを持っていなかったのである。
快速〈マリンライナー27号〉高松行き編成表 | |||||
乗車区間 | 号車 | 車両番号 | 禁煙 | 備考 | |
高松 | 1 | ク ロ212- | 1 | ○ | グリーン車 |
2 | サ ハ213- | 7 | ○ | 指定席 | |
3 | クモハ213- | 7 | ○ | 自由席 | |
4 | ク ハ212- | 2 | ○ | 自由席 | |
5 | サ ハ213- | 2 | ○ | 自由席 | |
岡山 | 6 | クモハ213- | 2 | ○ | 自由席。弱冷車 |
宇野線の快速〈マリンライナー27号〉高松ゆきに乗り換え、茶屋町で本四備讃線に入り、児島でJR四国に踏み入れると瀬戸大橋。これで3年連続4回目となる“3島制覇(北海道、四国、九州)”を果たした。
宇多津のジャンクションで予讃線に入り、終点高松に到着。当初は高松琴平電気鉄道に乗るつもりでいたが、赤穂線を選んだ影響で時間的にギャンブルになることが判明し、断念。高松駅近くにある『ざるうどんの宗家川福』で、釜あげうどんを賞味。本家は細打ちで、カツオだしと思われるつゆはいい。
余談だが、高松琴平電気鉄道は2003年7月26日(土曜日)に乗り、完全制覇を果たした。
快速〈マリンライナー36号〉岡山行き(6号車自由席クモハ223-4:弱冷車)で折り返し、進行方向右側の最前列に坐り、前面展望。
快速〈マリンライナー36号〉岡山行き編成表 | |||||
乗車区間 | 号車 | 車両番号 | 禁煙 | 備考 | |
岡山 | 6 | クモハ213- | 4 | ○ | 自由席。弱冷車 |
5 | サ ハ213- | 4 | ○ | 自由席 | |
4 | ク ハ212- | 4 | ○ | 自由席 | |
3 | クモハ213- | 9 | ○ | 自由席 | |
2 | サ ハ213- | 9 | ○ | 指定席 | |
高松 | 1 | ク ロ212- | 3 | ○ | グリーン車 |
JR西日本に戻り、児島で競艇帰りのジジイが大量乗車。ほかのお客も唖然(Azen)としていた。
余談だが、快速〈マリンライナー〉は2003年10月1日(水曜日)、213系から5000系(JR四国)と223系5000番台(JR西日本)にチェンジされた。初代の213系は運行開始から15年で勇退したわけだが、昭和63年(1988年)4月10日(日曜日)の運行開始時に連結されたハイデッカーグリーン車は15年で退いたことになる。
213系は国鉄最後の車両で、JR西日本になってから快速〈マリンライナー〉にグリーン車を連結することになったが、ステンレス車体にすればいいものを鋼製にしたことが疑問だったし、違和感があった。ただ、柔らかなデザインをした鋼製車体は翌年に入団した221系につながっている。
一説によると、グリーン車の鋼製車体が災いして、瀬戸大橋を渡るため、塩害により腐食が激しくなったという。このため、2代目車両はオールステンレスとなったが、初代213系以上の活躍を願いたいものである。
2008年2月24日(日曜日)現在、213系は一部が廃車され、短命になってしまったが、2008年4月10日(木曜日)、瀬戸大橋開業20周年記念として、高松-岡山間で1日限りのリターンズを行なう。
臨時快速〈懐かしの213系マリンライナー〉は高松を11時49分に発車し、終点岡山には12時56分に到着するが、213系6両編成で、全車指定席。グリーン車はジョイフルトレイン、『スーパーサルーンゆめじ』のクロ212-1001を起用し、1号車に連結。この手は今まで何度かあり、私も1度目撃している。
終点岡山で山陽本線の普通電車姫路行き(モハ114-3507:元117系)に乗り換え。運がイイことに元117系を連結していたので、迷わずそこへ。最初は転換クロスシートの相席だったが、空席があった直後に固定座席へ移動。背もたれの角度の違いをまざまざと感じる。
普通電車姫路行き編成表 | |||||
乗車区間 | 号車 | 車両番号 | 禁煙 | 備考 | |
姫路 | なし | クモハ115- | 1512 | ○ | なし |
なし | モ ハ114- | 1151 | ○ | なし | |
なし | ク ハ115- | 1204 | ○ | 弱冷車 | |
なし | ク ハ115- | 305 | ○ | なし | |
なし | モ ハ115- | 3507 | ○ | 元117系 | |
なし | モ ハ114- | 3507 | ○ | 元117系 | |
岡山 | なし | ク ハ115- | 306 | ○ | 弱冷車 |
余談だが、車番チェック時と坐っているときに別の車掌から車内検札を受けた。
終点姫路で新快速米原方面長浜行き(8号車クモハ223-3039)に乗り換え。ちなみに神戸ルミナリエ開催の影響により、補助座席はロックされていた。
鷹取でJR東日本E231系近郊形タイプ数両を発見!! どうやら川崎重工製であるが、車両のグレードの差をまざまざと感じる。
新快速米原方面長浜行き編成表 | |||||
乗車区間 | 号車 | 車両番号 | 禁煙 | 備考 | |
米原 | 8 | クモハ223- | 3039 | ○ | なし |
7 | サ ハ223- | 2084 | ○ | なし | |
6 | サ ハ223- | 2085 | ○ | なし | |
5 | モ ハ222- | 2016 | ○ | なし | |
4 | サ ハ223- | 2086 | ○ | なし | |
3 | サ ハ223- | 2087 | ○ | なし | |
2 | モ ハ223- | 2016 | ○ | 弱冷車 | |
姫路 | 1 | ク ハ222- | 2039 | ○ | 弱冷車 |
神戸から東海道本線に入るが、3ドアでも乗降に手間取り、大阪は2分、京都は3分遅れで発車。3分遅れのまま米原に到着した。
★備考
①221系備考一覧はこちらにクリック!!
②JR西日本ホームページはこちらにクリック!!
③JR四国ホームページはこちらにクリック!!
④岸田法眼のRailway Blog.「2002年の汽車旅9-11(特急〈はつかり〉〈スーパーはつかり〉フォーエヴァー)」はこちらにクリック!!
⑤岸田法眼のRailway Blog.「2002年の汽車旅10-3(有田鉄道線フォーエヴァー)」はこちらにクリック!!
⑥岸田法眼のRailway Blog.「2003年の汽車旅5-1(221系新快速リターンズ2003)」はこちらにクリック!!
⑦岸田法眼のRailway Blog.「2003年の汽車旅6-4」はこちらにクリック!!
★お知らせ
2008年2月25日(月曜日)15時から、2月27日(水曜日)10時までの予定で、大規模なメンテナンスが行なわれるため、アクセスすることができません。
くわしくは画面左上にございます「岸田法眼からのお知らせ⑤」を御覧下さい。
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この記事へのコメント
送っている時の「快速マリンライナー」は213系でした。
何回か乗りましたが、児島からでは絶対座れないですね
始発の高松の時点で席が埋まりますからねぇ。
児島には競艇場があるんですよね、高松へ遠征に
行ってた学生と鉢合わせになってラッシュ状態に
なることもしばしばでした。
〈マリンライナー〉はどちらの始発駅も席が埋まりますから、けっこうな人気列車ぶりですね。213系時代、指定席は転換クロスシートだったので、もっぱら自由席利用で、グリーン車はバースディーきっぷを使い、児島-高松間を利用したのみですが、2代目に変わってからは指定席がリクライニングシートに変わったので、ためらいもなく510円を投資することができます。
競艇場のあるところは海が近いところが多いですね。宮島口の近くにも競艇場がありますから。
でも、いつ乗ってもクロだけはガラガラだったんですよね。
クロ212は当初、瀬戸大橋からの海が眺められるよう、向きを変えて運行しておりましたが、私が乗った2003年8月はもう一般的な進行方向に向いておりましたね(5000系もそうです)。ちなみにhttp://blog.so-net.ne.jp/railway583/2006-11-12にルポがあります。御覧いただければ、さいわいです。