舞浜リゾートライン2007

2001年7月28日(土曜日)、舞浜リゾートラインが開業。路線名はディズニーリゾートライン線で、一方通行の周回モノレールとして話題となった。



私は“開幕戦”へ行き、起点のリゾートゲートウェイ・ステーションから乗って、ベイサイド・ステーションで一旦下車。東京ベイヒルトンホテルでコーヒー1杯800円を飲んでくつろぎ、リゾートゲートウェイ・ステーションに戻り、全線完乗を達成。21世紀元年にふさわしく、遊び心あふれる鉄道である。



リゾートゲートウェイ・ステーションはJR東日本京葉線舞浜に近く、イクスピアリ内にある。イクスピアリは東京ディズニーリゾートの1つで、ショッピングを中心に食事処、映画館もあるなど、東京ディズニーランドや東京ディズニーシーと違い、気軽に行ける。

それから6年たった2007年12月8日(土曜日)、リゾートゲートウェイ・ステーションへ。朝は混雑していたが、昼になると落ち着いてきた。

ディズニーリゾートライン線は開業当初、初乗り運賃は大人200円だったが、意外にも経営がよくなく、2007年4月1日(土曜日)、値上げを実施して、250円となった(子供130円)。また、沖縄都市モノレールのように何日間も乗り放題の乗車券があり、1日フリーきっぷは650円(子供330円)、2日フリーきっぷは800円(子供400円)、3日フリーきっぷは1100円(子供550円)、4日フリーきっぷは1400円(子供700円)となっている。ちなみに沿線の住宅地は東京ディズニーシー・ステーション-リゾートゲートウェイ・ステーション間ぐらいだが、定期券も取り扱っているという。

自動改札はパスネットには対応しても、PASMOやSuicaは使えない。今後はPASMOやSuicaに対応する予定になっていることだが、いつになるのかは未定。

ここから乗らず、次の東京ディズニーランド・ステーションへ歩こう。



東京ディズニーランドへは舞浜で下車して、右へ曲がれば10分もかからず、ディズニーリゾートライン線を利用する必要はない。



東京ディズニーランド・ステーションへ。単線なので、自動改札に入れば、そこはホーム。安全のため、ホームゲートを採用しており、駅構内は日本にいるような気がしない雰囲気で、『世界の車窓から』を見ているかのようだ。



きっぷを買い、ホームへ。目の前には2008年夏の開業を目指し、ホテルを建設中。かなり高級なホテルになりそうだが、マンションと間違えそう。



リゾートゲートウェイ・ステーション方面行き(①東京ディズニーランド・ステーション-ベイサイド・ステーション間は45。②ベイサイド・ステーション-リゾートゲートウェイ・ステーション間は41に乗車。逆ワンマン)のモノレールが到着。さぁー、みんなで乗ってみよう。



車内は遊び心あふれるもので、窓はミッキーマウスのカタチをしたものが多く、星屑のシートモケットを採用しているものの、優先席が小さなプレートになっているため、気づきにくそうだ。また、車端部にはディズニーグッズの展示をしている。



吊り革はミッキーマウスのカタチをしており、関東の車両では珍しい丸型。車内にはBGMが流れており、心地いいものの、ドアチャイムがJR東海313系シリーズと同一であることにブッたまげる。



座席は基本的にロングシートだが、家族連れやグループが気軽に会話できるよう、家のリビングにいるような感覚となっている。距離が短いので、会話をする時間はあまりないだろうが、通勤利用を前提としていないだけに“ゆとり”を持った車両といえるだろう。

車両形式名は不明であるが、JR東日本E653系のように車体腰部の色が異なるのも特長の1つで、ブルー、イエロー、パープル、グリーン、ピーチの5種類。どれに当たるのか楽しみの1つになりそうだ。



さて、東京ディズニーランド・ステーションを発車すると、広大な駐車場を縦断。東京湾が見えると、左へ曲がり、ベイサイド・ステーションへ。



ベイサイド・ステーションを発車すると、右へ、左へ、クネクネ曲がる。先頭車は“ロマンスカー”となっており、定員は8人。もちろん、早い者勝ちだ。



ディズニーリゾートライン線は運転士が乗務しておらず、車掌が乗っているという変則ワンマン。これは自動運転をしているからで、なおかつ、一方通行の環状路線であるため、変則的な運行ができるのだ。


車窓の進行方向左側は東京ディズニーシー、右側は東京湾。モノレールでは珍しく、地平をゆく。そのせいか、進行方向右側にある一般道路は歩道が東京湾寄りしかない。

リゾートゲートウェイ・ステーション方面行き編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
リゾートゲートウェイ・ステーションなし41①参照
 なし42なし
 なし43なし
 なし44なし
 なし45②参照
東京ディズニーランド・ステーションなし46なし
①はベイサイド・ステーション-リゾートゲートウェイ・ステーション間乗車
②は東京ディズニーランドステーション-ベイサイド・ステーション間乗車

左へカーブして、東京ディズニーシー・ステーションに到着。まず、進行方向左側のドアが最初に開き、下車客が降り、そのあと、進行方向右側のドアが開き、ここから乗るお客が入ってゆく。ちなみにこの方式はリゾートゲートウェイ・ステーションと同じである。

発車すると、右にカーブ。進行方向左側には車両基地から本線へ合流するレールがある。車両基地へ入るには最後部(下ひとケタが「6」の車両)から入らなければならないが、ここには乗務員室がある。



乗る前にディズニーリゾートライン線沿いを歩いたが、偶然にも車両基地へ“逆走”する貴重なシーンを見た。タイフォンも鳴らしたが、音色は大阪市交通局10系オリジナル車っぽい。

あっというまにリゾートゲートウェイ・ステーションに到着。もっと乗りたい、くつろぎたいと思うモノレールだ。1日フリーきっぷを買ったとしても、近辺に郵便局がないので、私にとっては役に立たないのかもしれない。でも、車両を貸し切ることができればリビングシートにテーブルを置いて、ワインとチーズ、親しい人たちと会話をして、心ゆくまで楽しみたい。



リゾートゲートウェイ・ステーションで下車する直前、京葉線の案内を見てビックリ!! イラストは主力の205系フェイスチェンジ車ではなく、201系だった。



その夜、イクスピアリでは巨大なクリスマスツリーが白色LEDで光輝いていた。

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この記事へのコメント

新・タビネズミ
2007年12月14日 11:32
ディズニーリゾートラインは、テーマパークの乗り物というだけあって、乗ってみるとなかなか、興味深い乗り物でした。
一方通行の乗りものかと思いましたが、逆走もできたんですね。
岸田法眼
2007年12月14日 19:38
どうもありがとうございます。

車両基地は乗務員室のある車両で走りますが、なかなか見る機会はないですよ。

一方通行といえば、今はなくなってしまった桃花台新交通も一方通行でした。
pace
2007年12月14日 19:53
知りませんでした
凝りに凝っている雰囲気ですね
岸田法眼
2007年12月14日 19:59
paceさん、どうもありがとうございます。

平成に入ってから、デザインを意識した車両が多くなりました。このディズニーリゾートラインは通勤客が乗らないことを前提としたモノレールなので、斬新な発想のデザインとなりました。機会がございましたら、お乗りいただけると嬉しいです。

またのお越しをお待ちしております。
しおつ
2007年12月14日 21:22
来年は子年。年賀状に使える列車ですね。
岸田法眼
2007年12月14日 22:16
しおつさん、どうもありがとうございます。

ちょうど干支が一巡することになりますね。元旦のディズニーランド及びディズニーリゾートラインは終夜営業しておりますので、新年初日早々、殺到するかもしれませんね。
サットン
2007年12月14日 23:06
ディズニーリゾートライン、営業上は苦戦してるんですね。早くも一部廃止勧告まで受けてしまった千葉都市モノレールといい千葉方面はモノレールにとっては鬼門かも(笑)。
車両はやはり日立製でしょうか?
岸田法眼
2007年12月14日 23:18
サットンさん、どうもありがとうございます。

千葉都市モノレールの県庁前は外房線の本千葉に近いため、苦戦をしいられるのは当然のことと言わざるを得ません。モノレールの沿線に住んでいない限り、千葉県庁へ行く場合はわざわざ使う必要性がないように思えますね。

残念なことに千葉都市モノレールは廃車が発生しました。ちなみにディズニーリゾートラインの車両は日立製です。備考④を御覧下さい。また、千葉都市モノレールの乗車ルポ
http://blog.so-net.ne.jp/railway583/2006-02-02も御覧いただければ、さいわいです。
トータン
2007年12月15日 18:46
全然関係ないことで済みません
法眼さんの動画なのですが これはeyeVioとありますが 
so-netはaquick time でなくても出来るのですか?
本当に素人なので動画のやり方など出来ませんので 差し支えなければどのようにしたら出来るのか お教え願いませんでしょうか?
いえいえ!ご都合が悪いようでしたら お気になさらないで下さい!
岸田法眼
2007年12月15日 19:28
トータンさん、どうもありがとうございます。

質問のコメントがくるのは珍しいですが、so-net blogで、アップロードできる動画は「1MB以下のMP4」です。これは管理画面で案内されております。

ただ、私の動画はデジカメで撮影したもので、MP4ではないため、アップロードすることができません。このため、外部のeyeVioさんに登録し、動画をアップロード。更に秋からはブログの記事上で公開できるようになりました(というかマスターしました)。

もし、興味をお持ちでしたら、http://eyevio.jp/にクリックして下さいね。登録すれば、動画の取り込み方がわかると思います。
トータン
2007年12月15日 21:43
ご親切にありがとう御座いました!
岸田法眼
2007年12月15日 22:12
いえいえ、とんでもございません。

なお、12月17日(月曜日)は10時から15時までの予定で、定期メンテナンスのため、動画を御覧いただくことができませんので、御了承下さい。
ヴァンちゃ
2007年12月16日 14:27
突然、失礼します。くっきもんと申します。
リゾートライン、5色もあったんですね。
内部も楽しげで、乗ってみたいです。
電車は好きなんですが、実車や名称には興味ないので、
専門的なお話は出来ないですが、また遊びに来させてください。
よろしくお願いします。
岸田法眼
2007年12月16日 17:17
くっきもんちゃんさん、どうもありがとうございます。

楽しい雰囲気のする鉄道はそうそうないですね。ほかに挙げるとするならば、和歌山電鐵でしょう。

レールファンはすべての分野に興味があるとは限りません。私の場合はメカに関しては無頓着で、ほかのブロガーさんがくわしいですよ(例えば、「VVVFインバータが某電機メーカー製」など)。

特に専門的なことについて語ることはないですよ。見てなにかを感じたことがあれば、そのままコメントしていただければいいのですから。

いつでも遊びに来て下さいね。またのお越しをお待ちしております。
2008年11月25日 02:30
TBありがとうございました。
このスレッドを読まさせて頂き、パノラマカーだったという事を知りました。
もっと早く知っておけばよかったです。
次回のお楽しみができました。
小田急ロマンスカーより、早く実現できたりして!
2008年11月25日 12:40
ひでくんさん、どうもありがとうございます。

モノレールでは異例の無人運転なので、先頭車最前列はパノラマシートなんですよ。もちろん、特急料金不要です。

私も小田急ロマンスカーに乗ったことはあっても、展望席に乗ったことは1度もありませんが…

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