2003年の汽車旅10-最終回
2003年12月30日(火曜日)、急行〈はまなす〉青森行き(8号車自由席スハフ14 509)に乗り、函館本線の函館に到着。ふと目覚めただけだが、快速〈海峡〉の姿は暗くて確認できなかった。たぶん、すでにないのだろう。

函館でED79 4(“ドラえもん海底列車”仕様ではなかった)にチェンジするが、表は急行〈はまなす〉、ウラは寝台特急〈日本海〉と変幻自在。
五稜郭から江差線に入り、とある信号所(3か所)では寝台特急〈カシオペア〉〈トワイライトエクスプレス〉〈北斗星1・81号〉札幌行きと行き違い(JR北海道は「行き合い」と表現し、「特別急行」と称するのがお好き)、雪は激しくガラスをたたきつける。
木古内で海峡線、中小国からJR東日本津軽線に入り、終点青森で特急〈つがる2号〉八戸行き(3号車自由席モハE751-101:ファミコンシート)に乗り換え。


E751系は2000年5月の特急〈スーパーはつかり〉以来、2回目の乗車。背面のテーブルと窓かまちが滑りやすい材質のため、テープを貼っていた。ちなみに検札したベテラン車掌は『北海道&東日本パス』の存在を知らず、お客様に説明を受けていた。
余談だが、普通車は“ファミコンシート(リクライニングと座面のボタン配列がファミコンのA・Bボタンみたいだから)”と称している。

猛吹雪の野辺地で普通電車八戸行き(クハ700-1007)、終点で青い森鉄道の各駅停車盛岡行きワンマンカー(IGR7000-103:IGRいわて銀河鉄道車)に乗り換え。


前回乗車時に比べると、雪は好摩-盛岡間以外、かなり積もっている。
終点盛岡でJR東日本東北本線の快速〈はまゆり1号〉釜石行き(1号車自由席キハ112-3)に乗り換え。
特別料金なしでリクライニングシートにくつろげるのは至福の喜び。居住性は急行〈はまなす〉自由席とは大違いであることは言うまでもない。もしかしたら、E751系よりイイかもしれない。
花巻で下車し、郵便局を探すが、遠くて断念。
普通電車一ノ関行きワンマンカー(クハ700-1015)に乗り、終点で各駅停車仙台行きワンマンカー(クモハ701-1023:小牛田までワンマンカー)に乗り換え。
「今ぐらい電源切っても友情切れぬ」
「優しさと少しの勇気でゆずる席」
これはJR東日本仙台支社の中吊り広告で、ルールを守りそうもない男女の若者(男は前者、女は後者のフレーズ)のイラストが飾られている。また、仙台Suicaの広告もある。
ICOCAと共通しているのはイメージキャラクターにペンギン、CMに昭和54年(1979年)琉球生まれの女優を起用していることである。
松島で下車。松島は郵便局目当てだったが、時間の都合で断念。
普通電車白石行き(クハ718-40)に乗り、仙台で普通電車いわき行き(クハ716-7)に乗り換え。これでこの日の旅行貯金は0。
長町では高架化工事、名取では仙台空港アクセス路線の建設が進んでいる。
常磐線に入ると、海が見えそうで見えない。いや、見せてくれない。そんな感じでだろうか。
富岡付近で、遠目からだが、つかず離れずの“太平洋オーシャンショー”で、広野-四ツ倉間はかなりアプローチしていた。
久ノ浜-四ツ倉間で“太平洋オーシャンショー”は終わりを告げた。
終点いわきで下車し、スタンプを押すが、インキ管理のズサンさにあきれる(花巻もそうだった)。
2005年廃車予定(?!)で構成された普通電車上野行き(クハ401-84:前から4両目)に乗り、勿来(Nakoso)-磯原間で“太平洋オーシャンショー”リターンズ。

土浦で415系1500番台4両増結し、牛久は3番線がフォーエヴァーとなり、雑用のため、北千住で下車。
雑用終了後、快速上野行き(1号車クハE230-68)へ。
日暮里で東北本線に戻り、終点上野に到着した。すがすがしい幕切れだった。


この記事へのコメント
「今ぐらい電源切っても友情切れぬ」と言う広告は惹かれますね・・・。わずかな時間携帯の電源を切っても友情は繋がったままと。
広告ですが、私は電車の中だと電源を切っていることが多いです。地下鉄は圏外が多いことと、電話にしばられたくないからです。
横浜に出るとなぜかよく会うんです。室内のゆったり感を横目でにらみながらE231系に乗る私です。
さて函館から上野までの列車の旅写真とともにあじあわせていただきました。特急E751系で青森から八戸までで、そのあと普通列車で乗り継がれたのですか。昔は普通列車で上野まで時間はかかっても汽車旅楽しめたのですが、今は新幹線以外だと何回も乗り換えねばなりませんね。
東北本線は盛岡まででその先は第三セクターの青い森鉄道に代わったようですね。
最近は普通列車の旅はしませんが、たまには僕も列車の轍を聞いてしたいものです。
“日本の鉄道完全制覇”を目指す私にとって、安いきっぷは必須アイテムです。おカネがないということもありますが、たまに新幹線に乗ると、あまりの速さと早さに驚きます。感覚がマヒするような感じですね。
乗っていない路線がある限り、私の汽車旅はまだまだ続きますが、たまには豪華列車に乗りたいですねぇー。