2003年の汽車旅9-後編-

JR西日本アーバンネットワークの駅は仲間由紀恵オンリーで、阪神タイガース星野仙一シニアディレクターはジョーシン電機のCMに出演してビックリ!! 全国ネットになる日は来るかどうか?

2003年12月21日(日曜日)、6時前の大阪市交通局(大阪市営地下鉄)御堂筋線なんばから千里中央行き(10号車1111:リニューアル車)へ。ちなみにルポの前の週の月曜日から谷町線の3号車にも女性専用車を導入した。

梅田で阪急電鉄京都本線に乗り換え。2時間近く待ったが、2003年に入団したルーキー、9300系(ちなみに2004年鉄道友の会ブルーリボン賞はJR四国5000系が受賞)の快速急行河原町行き(9860)へ。

ドアノブやドアそのものにタッチすれば自動で開き、天井はホワイトに極力統一。こげた木目調をやめて、ホワイトに統一すれば、もっとイイんだけど…(伝統にこだわり過ぎ)

網棚もプラスチックながら、すりガラスを使用し、オシャレ。また、“パーラーカー”という40年以上前の国鉄の電車特急を意識したような大きな窓はグリーンガラスを採用しているが、フリーストップ式のカーテンもある。

ドア鴨居付近にはドア開閉時に左右の赤ランプが点滅する仕掛けもあり、ずいぶんコリに凝った感じ。

終点河原町に到着。新型車両に気を取られて乗り越した(?!)熟年夫妻と共に特急梅田行き(9850)で折り返し、烏丸(Karasuma)で京都市交通局(京都市営地下鉄)烏丸線〔四条駅(Karasuma Line.Shijo Sta)〕竹田行き(3123:近畿日本鉄道車)に乗り換え。タイフォンがクルマと同じ「ビーッ」にはブッたまげた。

京都で駅ビルを眺めたあと、JR西日本奈良線の快速〈みやこ路快速〉奈良行きへ(4号車クモハ221-18)。

木津で関西本線の大和路快速加茂行き(2号車サハ220-3:弱冷車)に乗り換え。本当は大阪へ向かいたかったけど、大雪の関ケ原で足止めを食らっては困るので(この日も東海道新幹線は遅れている模様)、終点加茂で1両ポッキリの各駅停車亀山行きワンマンカー(キハ120 14:ロングシート)に乗り換えざるをえない。

 

関西本線も一部で残雪があり、いい眺めだった。たまには別ルートを選択するのもいい。

終点亀山(しぐれ茶漬け食べたいなぁー)でJR東海の各駅停車名古屋行きワンマン列車(クハ312-3018:ボックスシート&ロングシートのセミクロス)に乗り換え、名古屋へ。ちなみに三岐鉄道西桑名駅は自動改札がついた。

終点名古屋で昼食後(もちろん、昼食はきしめん)、セントラルタワーズへ。高島屋は人が多く、各階にTOKYU HANDSがあり、盛況。エスカレーターで下るだけでもロープで大回り誘導されるほど。ちなみに5階以上はなぜかFOMA圏外(今はつながっているでしょう)。また、ドコモの名古屋地区のイメージキャラクターは上戸彩で、「全機種メガピ!!」が現地での505iSシリーズのキャッチフレーズである。

名古屋から東海道本線の新快速浜松行き(クモハ313-11)に乗り、終点で普通電車御殿場行き(クモハ115-1039)に乗り換え、静岡で下車。通常より、早く到着したので晩メシをとる(通常は373系の普通電車東京行きの車中)。

70分後、再び、静岡駅に戻ると、警官の数が1人から10人に増えた。

普通電車御殿場行きが静岡に到着した時から、オッサンが大声をあげていたが、どうやら事故or事件がらみとなり、「特別警戒」の腕章をつけた警官数人はメジャーでホームを計測していた。

帰京の定番として定着している373系の普通電車東京行き(7号車自由席クハ372-2)は定刻通りに静岡を発車した(このまま帰京)。

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この記事へのコメント

2006年12月10日 07:05
こんにちは。
興味深く拝見させていただきました。
京都市交通局に乗り入れている近鉄電車の「ビー」音ですが、電気笛の方ですね。空気笛は「ブワン」と大音響ですので、地下線内では電気笛の使用が多いですね。
蛇足ですが、大阪市交通局堺筋線の場合は、市交車・阪急車共ホームインの時は空気笛を使用で、ホームアウトの時は電気笛・電子ホーンを使用しています。
行程を拝見させていただきましたが、すごい行程ですね!。
恐れ入りました・・・。
岸田法眼
2006年12月10日 14:20
どうもありがとうございます。

関西の地下鉄はよく鳴らしますが、関東地方だと、ホームにあぶなっかしい人がいる時やなんらかのサービス以外はまず鳴らしません。

堺筋線は大いにゴブサタですが、もうすぐ今里筋線が開業するので、もしかしたら2007年に乗る機会があるかもしれません。

関西ならではの情報、ありがとうございました。
きたの てつろう
2006年12月10日 18:33
岸田法眼さん、はじめまして!

岸田法眼さんの鋭い洞察力、鉄道知識、文書作成能力に敬服いたしました。
「セカンドライフ」でこれだけ詳細な記事が掲載されると読者に鉄道の魅力がとてもよく伝わりますね。

これからも、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
岸田法眼
2006年12月10日 19:02
きたのてつろうさん、どうもありがとうございます。

私は撮影技術がないので、文書でカバーしていますが、当方もプロのライターへの足がかりとして、「YAHOO!セカンドライフ」に参加したわけです。

いずれ「YAHOO!セカンドライフ」に掲載するはずなので、こちらこそ、よろしくお願いします。

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