2003年の汽車旅9-前編-(221系新快速リターンズ2003Ⅱ)

2003年12月19日(金曜日)、JR東日本品川から東海道本線の臨時快速〈ムーンライトながら91号〉大垣行き(2号車指定席モハ188-41)で旅立ち。2003年夏は23時40分頃に入線していたが、この冬はなんと23時10分!! ちなみに全車リクライニングシートである(10号車はデラックス車。画像参照)。

2003年12月20日(土曜日)、JR東海に入り、尾張一宮付近で目覚め、高山本線は落石警報で運転見合わせの情報が入り、暗闇の車窓は銀世界。また、臨時快速〈ムーンライトながら91号〉大垣行きは6分遅れたが、普通電車(高槻-明石間は快速)姫路行き(クハ111-5448:弱冷車、リニューアル車)は乗り換えられた。ちなみに車内では、車掌が乗り遅れ客からの伝言を放送で堂々と流していた。

5分遅れで発車し、米原でJR西日本の新快速姫路行きの接続はなく、次の新快速姫路方面網干行き(2号車モハ223-1012:女性車掌乗務)に乗り換えるも、さっき乗った電車の増結作業にテマドリ(近江八幡まで逃げ切れず、河瀬で異例の通過待ち)、こちらも5分遅れで発車。ちなみに5~12号車は、223系1000番台トップナンバー車である。

 

すれ違う普通電車は223系2000番台なのは悲しく、むなしく、腹立たしく、京都では201系体質改善車を見た。また、201系は通風機の撤去が進んでいる。

山崎-高槻間では、複々線の内側に山陰特急車(1両国鉄色)の回送が走り、外側に特急〈サンダーバード3号〉富山行きが追い抜くという奇妙な光景を見た。

愛知県から続いた雪景色は千里丘で消え、神戸で寝台特急〈なは〉新大阪行きとすれ違ったが、ヘッドマークは雪にかくれ、なおかつ、付属編成抜きの運行。ここから山陽本線に入る。

曽根から再び“雪景色”となり、7分遅れで姫路に到着し、下車。みどりの窓口で某列車の乗変をしてもらい、普通電車三原行き(クハ115-1079:弱冷車。岡山まで女性車掌乗務)へ。“DISCOVER WEST”であることはおわかりでしょう。

 

万富で雪景色は終わり、岡山で宇野線の快速〈マリンライナー27号〉高松行き(1号車グリーン車・指定席5106:1階指定席利用)に乗り換え。

今まで快速〈マリンライナー〉は1回グリーン車に乗った以外、自由席利用だった。213系の指定席は転換クロスシートだったからだが、5000系入団により、リクライニングシートに昇格したので、ためらいもなく、510円投資できる(画像左側は自由席、画像右側は指定席)。

グリーン車はリクライニングの角度、背面テーブルつき、眺望のよさ、シートピッチ以外は指定席と遜色がないので、今回は見送り(2007年以降、バースディーきっぷで利用するだろう。なお、画像左側はグリーン車展望席、画像右側はグリーン車2階席)。

茶屋町発車後、本四備讃線に入り、213系2両編成の普通電車岡山行きとすれ違い、快走!! 耳ツンがした。

児島からJR四国に入る。

「♪遥かなしまなみ 錆色の凪(NAGI)の海♪」

昼間なので“青色の凪の海”だけど、瀬戸大橋を渡り、2003年4回目の四国へ。ちなみに1階指定席からでも瀬戸内海を楽しむことができる。

 

予讃線に入り、終点高松で下車し、『ざるうどんの宗家 川福』駅前店JR高松駅前で釜あげうどん(525円)を舌づつみを打ったあと、玉藻公園(Tamamo Park)へ。さいわい、この日はタダだった。

潮風が強くて、冷たい瀬戸内海を眺めたあと、快速〈マリンライナー40号〉岡山行き(1号車グリーン車・指定席5102:1階指定席)へ。ちなみに1号車は1A・2D・18A・19Dにコンセントがある。また、3号車は車掌室も兼ねている。

JR西日本に戻り、終点岡山で山陽本線の普通電車姫路行き(クハ111-1118:体質改善車)へ。途中の有年(Une)で遅れている特急〈スーパーはくと10号〉の通過待ちにあう。ちなみに特急〈はまかぜ4号〉大阪行きは遅れ1時間以上!!

終点姫路で新快速米原方面長浜行き(8号車クモハ223-1001)、神戸で東海道本線の各駅停車京都行き(モハ207-21)に乗り換え、元町で下車。夜は神戸ルミナリエである。

2003年で9回目を迎え、会場に鐘を設置。スターバックスコーヒーが似合いそうなところだが、露店はたこ焼きやお好み焼きといった“地元の主食”が多いことにビックリした。

三ノ宮で思いがけない情報を入手!! 坐れないことを覚悟して、21時27分発まで待つ。

市販の時刻表に掲載されていなかったが、臨時新快速が2003年冬も運転!! 21時27分発の臨時新快速大阪行きはアーバンネットワークの大エース、221系!!(8号車クモハ221-47に乗車)

2003年7月以来、5か月ぶり2度目のリターンズ乗車で、相変わらず最高の走りを魅せてくれる。ちなみに207系シリーズも臨時新快速要員だとか。

終点大阪で大阪市交通局(大阪市営地下鉄)御堂筋線〔梅田駅〕なかもず行き(4号車1725)に乗り換え、なんばで下車。この日はここで宿泊した。

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この記事へのコメント

2007年01月22日 09:14
どうも!こんにちは。
マリンライナーの指定席は乗りドクですよね。
一階席というと景色が見えづらいことが多いわけですが、
瀬戸大橋となるとむしろあの目線くらいがちょうどよかったり?
そして221新快速ですか!すばらしい旅ですね~。
私もこの頃もっと動き回れてたらなぁ・・・
岸田法眼
2007年01月23日 01:01
どうもありがとうございます。

221系は私が大好きな車両で、新快速は最高ですよ。

なお、http://blog.so-net.ne.jp/railway583/2006-12-31にも、221系新快速を御紹介しております。アクセスしていただければ、さいわいです。

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    Excerpt: 2003年12月19日(金曜日)の夜、新しいスニーカーをはいて、旅立った。  翌日、目が覚めると、愛知県に入っていたが、なんと銀世界と化していた。雪の情報は聞いていたが、まさかこれほど積もっているとは.. Weblog: 岸田法眼のRailway Blog.Season 5 racked: 2009-12-12 00:08