臨時急行<ファンタジー号>新木場行き
2003年8月10日(日曜日)、この日は沖縄都市モノレール“ゆいレール”が開業。私は東京急行電鉄東横線日吉にいたが、前日の台風がウソのようなP-KANである。
臨時急行<ファンタジー号>新木場行きが入線。車両は帝都高速度交通営団(次からは「営団地下鉄」と略すが、2004年4月1日、「東京地下鉄」に改称)9000系(6号車9819:目黒から女性車掌乗務)で、行先とドア上の情報案内装置のLEDはまったく機能しておらず、メリットを生かしていない。特製ヘッドマークだけというのは花火見物客は気にしないだろうが、レールファンはさびしい。なので、私がブログ上で作るしかない。
1・6号車はレールファン主体(乗務員室付近はあふれていた)、2~5号車は花火見物客という極端な顔ぶれで15時53分に発車!!
元住吉は通過し、武蔵小杉-市ヶ谷間は各駅に停まる。
目黒から営団地下鉄南北線に入り、女性車掌が乗務。ちなみに白金高輪まで東京都交通局(都営地下鉄)都営三田線と共用している。
南北線の駅ではなぜか「市ヶ谷行き」と案内し、白金高輪を発車すると、誤って冷房機のスピーカーから放送を流した。普段はワンマン運転なので、“不慣れ”ということなのだろう。ちなみに女性車掌は南北線の解説が多かった。
市ヶ谷で進行方向をチェンジ!! 6号車が先頭となり、アプローチの途中、再び1号車が先頭となる。有楽町線ホームを抜け、飯田橋方面へ少し進んだあと、再び6号車が先頭へ。10分前後で有楽町線にワープした(有楽町線市ヶ谷は運転停車で、通過扱い)。ちなみに通常の乗り換えは10分どころか、最短でも3分もかからない(南北線の1号車に乗っている場合。但し、有楽町線は運が悪いと少々待つことになる)。
このワープゾーンは9000系の検査のため、有楽町線の新木場検車区へ向かうために作られたもので、定期便で使われることはまずない。
ホームは違えど、永田町を2度通り、有楽町に停車。このあと、月島と豊洲にも停車し、後者で大量下車が発生し、車内にいるのはたまたま乗ったお客とレールファンだけになった(レールファンは全区間乗っていない人もいる)。
17時07分、終点新木場に到着。ちなみに小田急電鉄多摩線唐木田からの臨時急行<ドラゴン号>は06系、埼玉高速鉄道(埼玉高速線)浦和美園からの臨時急行<レインボー号>は9000系(第16編成)だった。
この記事へのコメント
最近はフルカラーLEDが普及し始めていますが、方向幕のような味わい深さがないのが残念なところですね。
今後ともよろしくお願いします。